イベント等でセッティング作業を行う前にスロットル学習ができているかを確認しますが、中にはできていないバイクが少し見受けられます。

今一度、”おさらい”で確認して確実にコントローラー機能を発揮させましょう!

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【初期設定方法】

車両に専用配線を装着後、初期学習を行います。

1.キーONにすると画面が電圧計が表示されます。i-conⅢの機能はOFF状態で電圧は12V来ていることが確認できます。

通電していない場合→キルスイッチ、サイドスタンドスイッチなど確認してください。

2.①ボタン長押し→i-conⅢがONになります。または④ボタンで初期設定の画面になります。

3.バースケール→気筒数→点火入力→センサータイプとそれぞれカーソルを移動して入力します。予め入力してあるので変更はしなくてもよい。

4.【スロットル学習】←(重要)・注意!キーONのみ

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ゼロ点調整みたいなもので、マップ補正値を正確に反映させるためには確実に行ってください。

画面左下に表示されている電圧がスロットルパラメーター(TP電圧)になります。アクセルを開けたり閉めたりして電圧に変化があれば配線の接続箇所の確認ができます。

カーソルを移動して項目を入力します。↓

TP全閉電圧学習→アクセル全閉時④ボタン押して、CLOSE欄にスロットルパラメーターと同じ電圧になればOKです。

TP全開電圧学習→アクセルを全開④ボタン押してOPEN欄にスロットルパラメーターと同じ電圧になればOKです。

カーソルをOPENから三角下向きを押すと一番上部のABCのAにカーソルが行きます。

③と④ボタンを長押しで記録されます。マップ補正値を替える時も③と④ボタンを忘れずに長押しして記録させてください。記録されないとキーOFFして次にONしたときは前回のデータのまま変更になっていません。

イグニッションキーを一旦OFFにして、次にONにして正常に記録されたかを確認します。

電圧計になっていれば④長押しでメイン画面になり、③と④同時押しで記録されます。次からはメイン画面からスタートになります。

アクセルを0%から全開にして100%表示していればOKです。

エンジンを回してi-conⅢの回転数表示とバイクのタコメーターの表示が合っていれば学習OKです。

↑.気筒数設定で回転信号の周波数から設定しているので実際の気筒数と違うことがあります。

B、C、はデフォルトになっていますので、それぞれ上記と同じ要領で学習してください。